第34回

空の軌跡3rdをクリア。買う前はネガティブな感想も聞いていたものの、満足。
前作までの気にいっていた脇役が活躍してくれたりするので、そっちを本筋よりも期待してました。別にストーリーがつまらないわけではないけど、前作までをプレイしていないとツラくはあったかな。知らない人にファンディスクですかと言われれば、否定できません。
相変わらず自由度が高いけど大雑把で、爽快な時には爽快な戦闘は、味方のHPが二万とか突破して豪快に削りあいます。ちゃんと武装揃えてあげないとすぐにダメージが通らなくなる。ので、こまめに装備を変えるんだけど、その割にはインターフェイスが相変わらず見づらい。特にオーブメント。これはFCの頃からの欠点。


某人の真似をしてキャラ雑感。

○ケビン:SCよりは強い。強いけど微妙。ザコ殲滅にデスパニッシャーが使えたりするが、基本的にブレスとグラールスフィアの人。アーツ使ってるとCPの溜まりが遅くなるので高いEPが役に立たなかった。でもそれは探索系のクォーツをつけていたせいかな。まぁ何はなくともグラールスフィア。

●リース:こっちはホーリーブレスの人。なんかキチンと装備してあげれば地味に強いらしいんだけど、ブレスしまくって全然気にしなかった。それくらいブレスが強い。アクセサリーでCP自動回復つけるとなおいい。

○リシャール:通常攻撃が鬼。クラフトも単体用だけど火力が鬼。素早くてクロックアップ改つけておくと延々とターンが終わらない。ボス戦にいると難易度が二回り下がる。

●レン:アーツが鬼なんだけど、HPが低いのが難。詠唱中にボコられたりするとあっさり落ちるので、前衛の配置に苦労した。パテル=マテルは何故かそこまで強くなかった。

エステル:中途半端ではあるんだけど、クラフトの範囲が広がったり強化はされてる。それなりの素早さとHPなので、補助魔法と回復を任せてからはかなり重宝した。あとはとどめの太極輪。

ヨシュア:ディレイ効果は後半になるにつれて耐性を持つ敵が増えてくるので、今回は双連撃と幻影奇襲でひたすら殴る。リースが抜けた時はクロックダウンを使って補助もしていた。ラスボス戦は他の三人の4倍近いダメージを叩きだし、相変わらずの強さを見せてくれた。

●ジョセット:リモートアビリティでセピスが稼げるので、ずっとその席にいた。地味にスタンピートが役に立ったり、地味にワイルドキャットでボス同伴のザコを倒したり、SCの時よりも戦闘に絡めていた。

ティータ:オーバルギアがおそろしく強いんだけど、あんまり使わなかった。とある人はティータとレンでラスボスをボコにしたそうだ。恐ろしい。

○アガット:ティータに単発の火力で負けたり、大佐やミュラーの登場で隅に追いやられたり、ますますレイジとダイブの人となった。ブレスと組み合わせると延々と特攻できるので、ティータの代わりにリースと組ませてあげてください。

○オリビエ 戦闘ではデススクリームを撃ってはバインドで解除したり、相変わらずだった。ストーリー的には次回作の布石が見れたりしていたので、きっとこれからも登場してくれるはず。

ミュラー 地味に強い人。アガットと同じくらいの火力で、特攻はできないもののクラフトの範囲が結構広かったり、チェインが強かったりと、使い勝手がいい。前線に出しておけばほっといてもまず死なない。安定しているので個人的には好きなキャラ。

●ユリア:こっちは地味な上にあまり強くない人。魔法も攻撃もそつなくこなす分、他のキャラよりも秀でたものがないのが痛い。ミラージュベルグを使えばまず死なないし、チェインも強いので二列目で戦う分には重宝するのかも。号令は自分にも有効であって欲しかった。

●クローゼ:HPのインフレが進み、前作までは猛威をふるったリヒトクライスでは蘇生が間に合わなくなって、少し弱体化。その代わりサンタクスノヴァが強化されたらしい。使わなかったけど。ケンプファーとアーツの人なのは相変わらず。

●シェラザート:ヘブンズキッスで行動を回復しながら、たまに魔法を打つ。CP自動回復があると本当にキッスだけになる。なおストーリーの中でゲームオーバーになる可能性があるのは彼女と不良達だけです。

○ジン:ドーピングしてひたすら殴る人。ほんとに殴るだけだった。溜まったらクラフト撃ってた。今回は決戦兵器としては大佐がいるので使用頻度が下がった。

●アネラス:彼女のドーピングは守備力が下がるんだけど、実はアクセサリーで減少を無効化できると知ってからは、二軍扱いじゃなくなりました。使ってみると結構強かったのでびっくり。


ストーリー関係はネタバレになるんで、見たい人は下をクリックを。

神父の過去ですが、もうちょい深刻なものだと思っていました。いや現状でも深刻なんだけど、「死んだ人間が(どんな形でも)死を望んでいたんだから、しょうがない」っていうのは、じゃあ神父がこれまで悩んでたのは誰にも相談しなかったせいなのかよって、本当に神父はダメなヤツだなぁというか。まぁその辺は王道らしいっちゃらしいんだけど。
罰を受けるのが甘えだったっていう方向転換は、また王道で良いと思うんだけど、それならもっと外からの働きかけが欲しかったというか。もっというならSCのエステルくらいには、リースが励まさないと。
リースが、妹なのにたった一人の肉親を殺した相手を随分とあっさり許したのが、神父の問題がこじんまりとしてしまった原因かな。もうちょっと葛藤があってもいいと思うんだけど。まぁ彼女にとっては殺した相手も家族の一員だし、その前に一度反発しているから、今さら単独で行動されても展開上困るのだけど。
何かしらの答えをリースが出した後に、ああいう形で煉獄に落ちたとしたら、煉獄での神父の、あっさりした強化も盛り上がったのかなぁ。
あの展開なら、煉獄はリース一人で探索して、神父は教授に操られるべきだったと思うんだが。ただそれもSCの焼き直しになるのか。