第二回

第二回です。少し風が暑くなくなってきたような気のせいのような。
とはいえ先週は暑かった! 暑い中がんばって上野まで行ってきました。そんなわけで今回は土曜日に観てきたルーブル展についてです。週間だととりあえずネタになりそうなものがあれば何とかなるので助かる。
上野は久しぶりに行ったので新鮮でした。2年ぶりくらい? 上野公園は緑も多いし風も通って気持ちいいし、歩いていて楽しい。人も大勢だったけど草野球もやってました。で、中を横切って芸大美術館へ。
さすがにルーブルというべきか、行ったらすぐに入れる並の美術館とは違います。ドアにたどりつくためにはグネグネと並んだ列に参加しなければいけません。ええ、60分待ちでした。外で、暑い中! 汗をダラダラ流してもぞもぞしてきたのです……。
混雑してたのは中でも一緒だったんですけどね。床が見えないくらいの部屋もあったりして。ただそのせいかあんまり立ち止まってじっくり観る人は少なかった。大きな彫像のまわりには多少の集まりはありましたけど、展示物も多かったので確認するのに必死でした。私は途中から諦めましたが(´・ω・)
でも大理石の彫像というものをあそこまでじっくりと鑑賞したのは初めてでした。今回のものはギリシャ時代のものということで、一千年以上昔のものだったのですが……石が赤茶に汚れてきていて、逆に筋肉の微妙な膨らみ方や布の皺で影が落ちて、製作者の技術がよくわかりました。光沢のないなめらかさが肌のようでもあって、真っ白よりもいいんじゃないかとさえ思ってしまったほど。
目玉だったビーナス像とアレス像を見比べても、本当に筋肉のつき方とか、骨格とかがまるで違っていました。肩の膨らみ一つでも、女性は鎖骨が谷を作っているのに比べ、男性は山となっていて、それだけでも感動しましたね。背中の膨らみとかまるで違ったし。紙もないような時代にここまで丹念に観察し、彫りものとして表現したその熱意と技術を見せつけられました。自分はシナリオですが、頑張らなきゃなるまいなと。
今回は何も更新できませんでしたが、次回の時には間に合うかなと思います。たぶん、きっと……間に合わせます(´・ω・)
それではまた。