シナリオについて考えてみよう(第1回)

 少しだけ、作る行為の意味がわかったような気がします
 勘違いかもしれませんが
 もう少しだけ時間をください

 そして、そんな状態の私が考えること
 時間について、というか書くことの環境について
 思考してみるに

 ……たかが知れてると思います
 何が、とは
 自分を追い込んで書けるものについてです

 それは、私がたかが程度のものしか作れなかったからです
 そういう経験則と共に、客観的に我が身へ問い掛けます
 狭窄した感性で何が書けるのかと

 それでも作れるという方もいます
 しかしそれは書いているわけではないのです
 浮かんでいるのです
 そうである貴方を、私は羨ましく思います

 ただし言わせてもらうならば
 おそらく作りたいと願うものの望みは
 その浮かんだ先にあるのではないだろうかと
 そんな泣き言を呟いています
 そんな近況です

 空想もします
 作品は、見るものにとっては使い捨ての娯楽です
 それがもし、この脳の中で編み出せるものだとすれば

 私は夢を見ます
 それは素晴らしいことじゃないかと